柏崎の老舗が育んだ新作お菓子

平成から令和へ。柏崎でも新しいお菓子が生まれました。新進気鋭のパテシエの手によるものかと思いましたが、いずれも名のある老舗が開発したものです。培われた技術に新しい素材と自由な発想があればこそのお菓子たちです。

糀舞「ふぁ」

柏崎創作菓子・糀舞「ふぁ」は、天保2年（1831年）創業の柏崎の老舗味噌蔵・越後みそ西さんと代表銘菓「綾子舞」を作り続ける菓子舗・綾子舞本舗タカハシさんのコラボで生まれた新しいお菓子。
3種類のお菓子はいずれも伝統に育まれた糀の香りを大切にした、お米の花とスイーツが織りなすマリアージュが魅力です。

「甘酒琥珀糖」は甘酒入りの6種類の味を楽しめる琥珀糖（甘酒・ニッキ・ぶどう・いちご）

「味噌薫るお米のサブレ」は三階節味噌特選と「菓心米」米子を使って。サブレ生地を最中に詰めてじっくりと焼き上げました。
「味噌薫るポルポローネ」は、ほろほろとした食感が特徴の味噌入り和三盆クッキーです。

あんこジャム

大正8年（1919年）創業の老舗・いろはや製餡所さんが開発した「あんこジャム」が4月に発売されました。
日本古来からの伝統食である〝あん〟を現代の食生活のスタイルに合わせ、気軽に親しんでもらいたいという思いから誕生した「あんこジャム」。
こだわりの良質な素材を使用して作ったあんこを、パンに塗りやすいように滑らかに仕上げました。人工色素や香料は使わず、自然本来の味と香りを活かし、職人が丁寧に練り上げています。
いつもの食パンやフランスパンなどに塗ってお楽しみください。